
ご支援いただく皆様への深い感謝 〜 2022年SCABAL初めの一着完成 〜
はじめに
こんにちは、神戸洋服の畑竜次です。
2022年4月7日、今年初となるSCABALのスーツをお納めすることができました。記念すべき一着目をご注文いただいたのは、長年にわたってずっとご支援いただいている不動産業界のお客様です。私が「日本一SCABALを仕立てる男」を目指す道のりを、いつも温かく見守ってくださっている大切なお客様からのご依頼でした。
今回は特別にベスト仕様でのご注文をいただき、そのスタイルが社長様譲りということで、とても情緒深いものを感じました。年の始まりにふさわしい、心温まる一着をお仕立てさせていただくことができ、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
【不動産業界で活躍されるお客様の魅力】
今回ご注文いただいたお客様は、不動産業界で長年ご活躍されている方です。不動産業界は、お客様との信頼関係が何よりも重要な業界であり、第一印象や身だしなみが大きな意味を持ちます。
信頼を築く装いの重要性
不動産という大きな資産を扱うお仕事では、お客様に安心感と信頼感を与えることが何よりも大切です。初対面のお客様に「この方になら大切な不動産を任せられる」と思っていただくために、装いが果たす役割は非常に大きいものがあります。
SCABALという世界最高峰の生地で仕立てたスーツは、そうした信頼感を自然に演出してくれます。上質な生地が醸し出す品格は、お客様との関係構築において大きな力となるのです。
長年のお付き合いが育む信頼
このお客様とは長年のお付き合いをさせていただいており、私の仕立てるスーツへの深いご理解をいただいています。不動産業界でのご経験を通じて、「本物の価値」を見極める目をお持ちの方だからこそ、SCABALの真の魅力を理解していただけるのだと思います。
いつも私の挑戦を応援してくださり、新しいコレクションが入荷すると興味を持って見てくださる姿勢には、本当に頭が下がります。
【ベスト仕様に込められた特別な想い】
今回のご注文で特に印象的だったのは、ベスト仕様でのリクエストでした。このスタイルが「社長様譲り」ということをお聞きし、深い感動を覚えました。
ベスト仕様の格式と伝統
ベスト付きのスリーピーススーツは、スーツの中でも最も格式の高いスタイルの一つです。英国紳士の伝統的な装いであり、クラシカルな美しさと重厚感を兼ね備えています。
SCABALの生地でベストを仕立てる場合、生地の特性を最大限に活かした立体的な仕上がりが重要になります。胸元の美しいラインと、ジャケットとの調和を考慮した繊細な技術が求められる、職人にとってもやりがいのある仕様です。
先代から受け継がれる美意識
「社長様譲り」というお言葉には、単なるスタイルの継承を超えた深い意味があります。先代の社長様から受け継がれた美意識や価値観、そして品格への追求が、このベスト仕様に込められているのではないでしょうか。
そうした伝統を大切にされる姿勢は、不動産業界で長年培われた「本物を見極める力」の表れでもあるのだと思います。代々受け継がれてきた審美眼が、SCABALという最高峰の生地を選ばせるのかもしれません。
情緒深い仕立ての体験
ベスト仕様でのSCABAL仕立ては、職人としても特別な体験です。三つの部分それぞれの生地の流れを読み、全体として一つの美しいシルエットを作り上げる技術は、まさに職人冥利に尽きる作業です。
お客様の体型に合わせて、ベストの丈、ボタンの位置、アームホールの具合など、細部にわたって調整していく過程で、その方だけの特別な一着が生まれていきます。
【2022年最初の一着が持つ特別な意味】
年明け最初のSCABAL納品が、このような素晴らしいお客様からのご注文だったことには、深い意味があると感じています。
新年への想いを込めて
新しい年の始まりに新しいスーツを身に纏うことは、気持ちを新たにして新年に向かうという意味があります。特にSCABALという最高峰の生地で仕立てたスーツは、その年の成功への強い意志を表現するものでもあります。
2022年という新しい年への期待と決意を込めて、最高の技術でお仕立てさせていただきました。
継続的なご支援への感謝
長年にわたってご支援いただいているお客様からの年始のご注文は、私にとって何よりの励みです。「今年もよろしくお願いします」という気持ちを込めたご注文だったのではないでしょうか。
そうしたお気持ちにお応えするためにも、これまで以上に技術を磨き、最高の仕立てをご提供していきたいと思います。
職人としての新たなスタート
2022年最初のSCABAL仕立てという記念すべき作品を、このような素晴らしいお客様にお納めできたことで、私自身も新たな気持ちでこの一年をスタートすることができました。
「日本一SCABALを仕立てる男」を目指す道のりにおいて、年始にふさわしい最高のスタートを切ることができたと感じています。
【SCABALが創り出す不動産業界での価値】
不動産業界でのお仕事において、SCABALのスーツが持つ価値について考えてみたいと思います。
第一印象での差別化
不動産業界では、初対面のお客様との信頼関係構築が極めて重要です。SCABALの持つ上品な光沢と高級感は、最初の数秒で相手に強い印象を与えます。
「この方は本物を知っている人だ」という無言のメッセージが、お客様との関係構築の良いスタートを生み出すのです。
商談における信頼感の演出
大きな金額が動く不動産取引において、相手に安心感を与えることは非常に重要です。SCABALという世界的に認知されたブランドの生地を身に纏うことで、自然と信頼感が生まれます。
お客様も「この方なら大切な取引を任せられる」という気持ちになりやすく、商談がスムーズに進むことが多いようです。
業界内での評価向上
不動産業界内でも、本物の価値を理解する方々からの評価は重要です。SCABALを着こなす方は、同業者からも「目の肥えた方」として一目置かれる存在になります。
これは単なる見栄ではなく、品質への理解力やビジネスセンスの表れとして評価されるのです。
【知っておきたいSCABALとベスト仕様の豆知識】
今回のベスト仕様での仕立てに関連して、SCABALとベストについての興味深い知識をご紹介いたします。
ベストの歴史と格式
ベストの起源は17世紀の英国に遡ります。当時は「ウエストコート」と呼ばれ、貴族の正装として着用されていました。現代でも最も格式の高いスーツスタイルとして位置づけられています。
SCABALでベストを仕立てる場合、ジャケット、ベスト、トラウザーズの三点で生地の方向性を合わせることが重要になります。これにより、全体として統一感のある美しいスーツが完成します。
生地使いの技術的側面
ベスト仕様では、通常のスーツよりも多くの生地を使用します。SCABALのような高級生地では、裁断の際の生地の無駄を最小限に抑えながら、それぞれのパーツで最適な生地の流れを確保する技術が求められます。
特にベストの前身頃は体に密着するため、生地の伸縮性や着心地を考慮した繊細な調整が必要になります。
着こなしのポイント
ベスト付きスーツの着こなしでは、ベストのボタンの留め方に決まりがあります。一番下のボタンは外すのが正式なマナーです。これは英国の伝統的なルールで、現代でも守られています。
また、ベストを着用する際は、シャツの袖がジャケットの袖から1センチ程度見えるように調整することで、より洗練された印象になります。
SCABALベストの特別感
SCABALの生地でベストを仕立てると、その美しい光沢と質感が胸元で際立ちます。特に会食や重要な商談など、ジャケットを脱ぐ機会がある場面で、その真価を発揮します。
ベストだけでも十分な存在感があり、周囲に上質な印象を与えることができるのです。
【これからも続く特別なご支援への想い】
長年にわたってご支援いただいているお客様との関係は、私にとって何物にも代えがたい財産です。
共に歩む成長の道のり
お客様のビジネスの成長と共に、私自身も職人として成長させていただいています。不動産業界でのご経験を通じて培われた「本物を見極める力」に触れることで、私の技術や美意識も向上していくのを感じます。
お客様からの厳しい目と温かいご支援があるからこそ、「日本一SCABALを仕立てる男」を目指し続けることができるのです。
次世代への技術継承
長年のお付き合いの中で培った技術や経験を、次世代のお客様にも伝えていきたいと思っています。不動産業界での装いの重要性や、SCABALという生地の真の価値を、より多くの方に理解していただければと願っています。
伝統の継承と発展
「社長様譲り」のベスト仕様のように、良いものは時代を超えて受け継がれていくものです。私も職人として、SCABALの伝統的な価値を守りながら、現代のお客様のニーズに応える技術を磨き続けていきたいと思います。
【心からの感謝を込めて】
2022年の年始から、このような素晴らしいご注文をいただけたことに、心から感謝申し上げます。
長年にわたってご支援いただいている不動産業界のお客様に、今年も最高のSCABALをお納めできたことは、職人として最高の喜びです。ベスト仕様という格式高いスタイルで、しかも「社長様譲り」という深い意味のあるご注文を承ることができ、身の引き締まる思いでした。
お客様の今年一年のご成功を心から願い、その一端をこのスーツが担えれば、これほど光栄なことはありません。これからも末永く、お客様の大切な場面に寄り添えるスーツをお仕立てさせていただければと思っています。
読者の皆様へのメッセージ
この記事をお読みいただいている皆様の中にも、いつかはSCABALでベスト仕様のスーツを仕立ててみたいとお考えの方がいらっしゃるかもしれません。
ベスト付きのスリーピーススーツは、確かに格式が高く、少し敷居が高く感じられるかもしれません。しかし、一度身に纏っていただければ、その格別な着心地と風格を実感していただけると思います。
特別な日や重要な場面で、ベスト仕様のSCABALスーツがあなたに自信と品格を与えてくれることでしょう。神戸洋服では、初めてベスト仕様をご検討の方にも、丁寧にご説明しながら最適なスタイルをご提案いたします。
ぜひ一度、神戸洋服でSCABALベスト仕様の世界を体験してみてください。きっと、あなたの人生に新たな価値をもたらす特別な一着との出会いが待っています。
神戸洋服
〒650-0004 神戸市中央区中山手通4丁目17-8 K&Sビル3階
TEL: 078-271-0070
営業時間: 10:00-20:00(不定休)
公式サイト: https://kobe-tailor.jp/
せっかく、生まれてきたんだから、一生に一度は”神戸”でSCABALを仕立ててみませんか?
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